ガンダムとmixiと先人に噛み付く人々。

ガンダムでおなじみの富野由悠季というおっちゃんのトークライブの記事。
ガンダムを含むロボット系のアニメにまったく興味がなくて、
エヴァンゲリオンは好きだけど「エヴァはロボットじゃねえよ!」って激昂するほどエヴァを愛してもいない。
そんな僕ですが、このおっちゃんの語る持論は好きで
TVで雑誌でネットで見つけると一通り目を通しているんですが、
この記事はちょっとすごかったので、初めて(?)ニュースサイトから引っ張ってきた。


クリエイター向けの話というのがベースだけど、
それ以外の職、趣味、信念を持つ人にも、きっとざくっとクる、
そんな内容なので一読する価値はあると思います。

『お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る』
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/31/news118.html


─以下まったくの余談。


mixiニュースを通してこの記事を知り、読んだんだけど、
このニュースに対して書かれたmixiユーザーの日記に『すごい長文だけど』と前置きがあるエントリの多いこと多いこと。
感じ方は人それぞれなのは百も承知だけど、
そんなに長いか?と。
放課後の教室で、飲み屋で、深夜の電話でする、ぐだぐだ取り留めのない話のほうがよっぽど長文だと思うんだけれど
そんなこと言ったら揚げ足とりなんでしょうか。


「言ってることは正しいけど、正直二行で言えることでは?」
みたいな書き出しの日記で、負けじと持論を10行以上にわたって熱心に展開してる人もいるし、
冒頭のCGをこき下ろす『よう』な表現だけを拾って「パソで一本でも線引いたらダメなんですか?」から始まり、
挙げ句「電子レンジ使っちゃ料理じゃないんですか?」とまでぶっ飛んじゃうトンデモな人などなど。


おとなの言うことに牙向きたい気持ちはすごくよくわかるけれど、
噛み付く相手が言ってることは、せめて最後まで聞きなさいとツッコミたくなる日記がいっぱいで面白かったです。


僕は、噛み付く隙なんて微塵も感じられなくて歯噛みしました。
すごいこと言ってるよ。