ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ。
天井に空いたたくさんの穴からばらばらといろんなモノが落ちてくる。
兎に角落ちてくるもんだから、
僕はそれを受け止める。
そうこうしてるうちにもう両の手一杯に落ちてきたモノを抱きかかえてる状態になって、
なんとなくそのモノたちを人に見せたくて仕方がないのだけれど、
見せようとしては絶対にいけない。
見せてしまうと、
もうモノは落ちてこなくなるし、
この両手いっぱいのモノも雲散霧消してしまう。
もどかしい気持ちの中、
天井の穴からはまだまだモノが落ちてくる。
ゆっくりと。ゆっくりと。
もう両手に収まりきらないようになって、
ぼろぼろとまわりにこぼれ落ちる。
誰かにこのことを伝えたい。
でもこのモノは消えて欲しくない。
どうすればいいんだろう。
もどかしい。
もう足下はこぼれ落ちたモノたちでいっぱいだ。
どんどん積もっていく。
という夢を見た。
末期感。