キョヌー。

ラブストーリー





猟奇的な彼女を撮ったクァク・ジェヨン監督最新作、
『ラブストーリー』の試写会入場券が当たった。


こんなのいつ応募したんだ。




猟奇的な彼女』はどこかのラブホでだらだら見た。
キョヌが情けないのと、パッフェルベルのカノンのアレンジが良かったのと、一緒に見た連れがどんどんサディスティックになっていったことぐらいしか覚えてない。
笑っちゃうようなストーリーだったと思う。
主役の女の子可愛かったな。


ああそうだ。
ラブホで見て家に帰ったら、ちょうど試写会プレゼントの募集メールが来てたんだ。


それでひとり盛り上がって連れの分と僕の分、二口応募したんだ。
そうだそうだ。


一緒に見た連れはもういない。
いや、死んだって意味じゃないけど。


連れのところは当たらなかったかなって少し思った。
ああ駄目。後ろ向き駄目、超駄目。
蝕まれる。




男のこんな話し誰も聞きたくないのは重々承知ですが、
たまには日記っぽいのも書かせてください。
時に現実は残酷で、オチすらも与えてくれないものなのですバカヤロー。