やっぱりないと不便だった、


と気づくまで24時間もかからなかった。
仕方なしにtaspo申請、取得。


やっとこれで煙草を買うためにコンビニを探す作業が終わるんだけど、
煙草のベンダーが24時間開放されるわけじゃなし、
本当に無駄な制度。


僕は単純に町のたばこ屋さんが好きだ。
『たばこ』とひら仮名で書かれた赤い看板の下には、小さい窓とカウンターがあって、
その向こうには大抵おばあちゃんかおじいちゃんがいる。


そこを訪れるときは煙草を買うときだけとは限らない。
交番と警察官が本当に心の底から嫌いな上に方向音痴である僕にとっては、
旅行先ではたばこ屋さんが即席のナビゲータになってくれる。

「お兄ちゃんどっから来はったんよ?」
「はぁ神戸からこんな田舎に。なんにもないでしょが(笑)物好きやねぇ」


道案内と煙草の購入だけを頼んだはずなのに、
「せっかくこっち来たんなら○○は食べて帰りなさいよー」と最終的にはご当地料理の案内までしてくれる。


その人なつっこさが疎ましく感じるときもあるが、
そういう時は地図でも見るさ。地図見るのにカードは要らんからね。


そんな町のたばこ屋さんがピンチです。
腹立つ。