男の戰い。

結婚式(もちろん連れのだよ馬鹿野郎)の二次会の打ち合わせと、
誕生日(これも連れのだ悪いか)のお祝いを兼ねて、
友人ふたりと寿司食べた。
シースー。


思せばカウンターの寿司をちゃんと食べたのなんか10年ぶりぐらいで
自分でもびっくりした。
どんだけ。
別段厳かな店でもなかったのだけれど
なんとなく気が引けて写真撮影は断念。
お値段は震えるほど安かった。


二次会の打ち合わせのために連れの家に行く。
連れである新郎から二次会の出し物の企画を聞かされた。
のはいいのだけれど、
なんでほほ笑ましい祝いの席で


笑 っ て は い け な い を す る ん で す か ?


「テーブルごとにグループ分けてー、ほんでリーダーひとり決めてー、その人が笑ったらあかんねん」
「笑ったら罰金¥1,000でな、優勝したチームが賞金総取りでー」
「だいたい優勝したら¥60,000ぐらい賞金でる計算かな」
金額がやたらリアルなのは何故だろうと思いながら
ふんふんと新郎の描く企画を聞いていたら不意に、
「あ、坊主はグループないで。一人な」
「あと最下位は罰ゲームあるから(笑)」
とか意味がわからないことを言われて、
はめられてる感をびしびし感じるぜぇええええええ。


新郎自重しろ。


そもそもこっちは披露宴で友人代表のスピーチをするねん、
20年来の付き合いは伊達じゃない。
投下したら即離婚するぐらいの火力のリトルボーイを何発も抱えて上空飛び回っとうわけよ、
ぴりぴりの空気の中で披露宴したいんか、骨肉の争いしたいんか、
と一応釘を刺しておいた。


そんなことより、キス我慢選手権にしようやとさりげなく軌道修正を試みるも、
なにそれ?と返され泣きそうになった。


仕方がないのでニコニコでキス我慢を見せる。

三人で爆笑。

新郎、真剣にキス我慢選手権を開催するか検討中。←今ココ


そもそも招待状やら席次表やらも全部僕が作ってるんだ。
気付け、
人生最大級の晴れの日を完全掌握されていることに。
そしてみひろを召喚しろ。話はそれからDA。