その宅急便というと、

三訓を目にしてぎょっとした宅急便のお兄さんが届けてくれたものは、
実家から届いた荷物だった。


何か届いたよと実家に電話すると


「あんた、誰からもチョコもらわんかったら可哀想やから」


と言う母。
段ボールの中にはチョコレートとワインが二本入っていて、
”サカナデ”という言葉をご存知ですかという気持ちになったけど
ありがたく受け取っておいた。